2017年5月31日水曜日

小麦粉への執着心の芽生え

先日収穫した外海の小麦を食べてみました。

ほとんどを手刈りで収穫したので、食べる段になると、なんとなく感慨深いものがあります…

根元近くから刈り取って、竿にかけて数日天日干しした後に機械で脱穀…
さらに玄麦を天日干しして約3日目にして、とうとう粉に!

製粉したての粉はとっても良い香りで、新麦の生き生きとした生命力が伝わってくる様です。

早速その粉で、全粒粉スコーンを焼いてみることに…


いつもの自分のレシピ通りだと水分量がイマイチ?あってなさそうな生地の感じでゴワゴワです。

全粒粉は硬さが出るな〜〜と思いつつ、水分を調整しました。



お味の方は…
相方はNGの様でしたが自分的にはまあまあ満足のいく仕上がりでした…

なんだか、スコーンが
「わいは麦や!!」
と、ごっつ主張してる感じがたまりません…

ともかく、焼きたての香りが最高です!
口の中を抜ける新麦の香り…
ひきたての粉の荒々しくも芳醇な味わい…

なぜか少量でかなりの満腹感が味わえます。

もう少しフスマのザラザラ感を弱めてしっとり甘めで食べやすくしたら、相方のOKがもらえるかもしれませんので、後日改良レシピで再チャレンジする事にします〜〜。

2017年5月30日火曜日

赤と緑の鮮烈

そら豆…
なぜか大好きな豆。

大きいから好きなのか、味が好きなのか、豆の造形が好きなのか…

そして、
そら豆が好きな理由が今日また増えました。

↑赤いそら豆です。

鞘の色とは裏腹にこんなに赤い豆が入ってるなんて!
鞘を開けた瞬間に、あまりの鮮やかさにちょっと感動してしまいます…


食べるのは二の次で、手の上で、貴石を撫でる様に触り眺め回してしまうほど綺麗な赤のグラデーションを持つこのそら豆。

モーヴピンクからワインレッドへの階調…
本当に綺麗です。

しかし、茹で上げて皮を剥いたら中は他のそら豆と同じ緑色!

それでは、この赤皮のアントシアニンを活用するには、茹で汁をスープにするか、皮ごと食べるかしかないのか?と頭を悩ませてしまいます。

いづれにせよ、悩ましい豆=そら豆です。

2017年5月29日月曜日

またヤギ増えた?!

スイマセン…
またヤギ増えました!

性懲りも無くまたヤギを我が家へ迎え入れてしまいました…


シバヤギではない、ミックスのヤギさん。生後約二ヶ月余り…

生後二ヶ月の割には、大きくてツノも立派ですね。

シバヤギミックスと違ってこの子はすごく柔らかい毛質の持ち主です。
まるでぬいぐるみの様なフカフカの毛は短毛でダブルコート…


触るだけで癒されるこのフカフカの毛のせいで、日光に当たるとどうも暑すぎて辛い模様です。

まだ夏本番になってないけど!
すでに辛そう〜〜

直射日光にガンガン当たってても平気な顔して葉っぱをがっついているシバヤギたちとは全然違う!


↑日陰でしか生きられない?


↑モッコモコです〜〜。


2017年5月26日金曜日

南部小麦を待ちわびて

国産の小麦の品種の中でも特に香り高くパン向けの小麦と言われる南部小麦ですが、暖地である長崎の外海で、もうすぐ収穫のときを迎えます。


そもそも南部(なんぶ)とは青森県東部から岩手県にまたがる地方の俗称。

南部小麦は昭和26年に岩手県の推奨品種に採用されて以来、いわての小麦の主力品種なのだそうです。

長崎とはかなり違う気候の南部地域で耐寒性の強い主力品種の麦を無理やり持ってきて大丈夫なもんかと心配しておりましたが、意外と生育が良く驚いている所です。

あとは風味や粉にひいた時の品質等々が問題になるんでしょうけれども…

それは今後の課題という所でしょうか?





2017年5月24日水曜日

麦のブーケを乾燥中です

5月8日に刈り取った麦の一部を脱穀せずに乾燥させています。


小麦と大麦の2種類の麦のブーケを作ってみたりと遊んでいますが、全て来年用のタネにしたいと思っています。

脱穀機にかけると多少ダメージを受けるような気がして…

それくらいは、あまり気にすることはないでしょうか?

梅雨に入って、畑が出来ない時に、手で脱穀してよく出来た種子を選別しておく予定です。

↓紫もち大麦の束です




うっすらと紫色が残っていて、とても綺麗です。
ブーケにする時、首が貧弱なのでどうしても穂先が下を向いてしまいます…


ジャガイモの危機

棚田にあるジャガイモを植えた畑…
獣の来た痕跡があちらこちらにあったので、電気柵の必要性を感じてはいたものの、まだ掘られないだろうと思っていたのですが…


見事に掘られました〜〜


親いもは美味しくないので残っていて、小芋が食害されています〜〜

掘った穴はけっこう大っきいけど、畝の原型は留めているのでチビイノシシでも来たんかいな?と思っていましたが、

地元の方曰く、アナグマだよ〜との事…

それで、周囲の田んぼには柵の類が無いんですね!
最初見たときは、なんて無防備な〜〜と思ってたんですよ…イノシシなんてそこら中にいるもんだという感覚でしたから…

棚田はイノシシの来ない貴重な農地だったのですね!

というわけで、電気柵の通電線は小動物に対応するため3本になっています…
これでひとまず様子見ですね。




2017年5月13日土曜日

そら豆収穫の最盛期です

ただいまそら豆収穫の最盛期を迎えております。



今年は昨年末から畑との相性を見るために色々な種類のそら豆を栽培してみておりましたが、最も収量が多く元気に育っていたのが、たねの森さんで仕入れたフレンチソラマメ d'aguadulce(固定種)でした。

d'aguadulceはすごく鞘が長〜いそら豆です。


同じ畝にタキイ種苗さんの一寸大ソラマメを蒔いていたのですが、こちらもかなり育ちが良く、鞘に2つではなく3つ大きいのが入っているものがゴロゴロ採れる…

↓一寸大そら豆


しかしながら、d'aguadulceの場合、一寸大ソラマメと同じ大きさの豆が鞘に幾つも入っていて、茎の着鞘数も多いので、収量でいうとかなり差が出てしまったかな?という結果です。

↓こちらは長いd'aguadulce



来年はもちろんd'aguadulceをガッツリ作ります!


2017年5月8日月曜日

黄金の麦畑

そとめの麦畑の小麦が黄金色になりました。


今日から刈り取り開始です。
雨の日を避けて、手作業で刈り取るので、時間がかかりそうですが…
暑さと夕方の虫刺されに注意しながら黙々と進めて行くしかないですね〜


一部は倒伏してしまっています。
原因は種子を厚く巻きすぎた事によるそうです。

稲の種まきも密度にはかなりシビアですから、麦だって重ならないように密になりすぎないようにちゃんと蒔く必要がありますね…勉強になりました。