2017年3月9日木曜日

選択肢が少ないことの喜び

私の住んでいる地域でお肉を購入するには、道の駅に置いてある品数の絞られたパッケージのものか、隣の地域に唯一あるお肉やさんに買いに行くかの二択になります。

どちらも車が無いと遠いので、とある理由で個人商店のお肉やさんに行くことにしています。


長崎に移住する前は、食肉は当然スーパーで買っていました。

購入したいお肉のパッケージに値引きのシールが貼ってあると少し得した気分になれました。

しかし、今はもっと楽しい気分でお肉を買っています。

個人商店のおばさんやお兄さんに、昨日はすごい風が吹いていたね大丈夫やった?とか、これもって帰らんねと露地栽培の野菜を頂いたり、ヤギば飼いよっと?と質問を受けたり…

なぜだかそのちょっとしたやり取りがほっこりした気持ちにさせてくれて楽しいのです。

魚屋さんも然り…
漁協の直売所で購入するのですが、回を重ねるごとに無愛想だったオッチャンが挨拶してくれたり、詳しい食べ方を教わったり、バテイラという貝を煮るのにわざわざペットボトルに海水を詰めてくれたりと世話を焼いてくれるのが、有り難いし嬉しいし…

地域にスーパーが無い、コンビニがない…

最初は不便すぎかしらと不安でしたが、住んで見たらそんな事考えるだけアホでした。

恐ろしく多くのものから、欲しいものを選び出すという一見豊かそうでいて、ストレスフルな生活から、

シンプルで楽しい生活へ!

そうです、セールのチラシ握りしめて、自転車でスーパーのハシゴする事が出来ないという事はとてもラクチンな暮らしなのです。

え?そんな事しないって⁈


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